Column
コラム
- 2025.09.09
- スタッフ対談
30年後も好きでいられる家って?
こんにちは、クレバリーホームです。
日々お客様の家づくりをお手伝いしているクレバリーホームのスタッフが集まり、家づくりの“あるある”な話題をワイワイ語り合います。
第2回となる今回のテーマは、「30年後も好きでいられる家って?」というテーマでお話ししてみました!
スタッフ紹介
・クレバリーホーム蟹江 店長 黒田
・クレバリーホーム名駅北店 店長 吉原
・現場監督 宮本
・コーディネーター 小川
・設計 谷腰
目次
今だけじゃなく「未来の暮らし方」を想像する

吉原
「家って建てた直後はもちろん好きなんだけど、10年20年後に“ちょっと違ったな…”ってなるともったいないですよね。だから打ち合わせでは“将来の使い方”もセットで考えて提案します」
黒田
「最近だと1階に小さな畳スペースをつけたいって希望が多いです。でも3畳だけだと将来は使いにくくなるので“仕切りを可変にする”とか“寝室に転用できるようにする”みたいな工夫をします」
小川
「なるほど!“今便利”だけじゃなく“将来どう役立つか”を見据えるのがポイントなんですね」
流行に流されすぎると…?

黒田
「SNSを見てるいと同じようなデザインがたくさん流れてくるじゃないですか。でもインスタ映えするものが“30年後も良い”とは限らない」
宮本
「あーたしかに。フロアタイルとかもそう感じること多いですよ。水回りで人気だけど実際は水にそこまで強くなかったり、伸縮して隙間が気になったりするんです。フローリングの方が長持ちするケースも」
谷腰
「間接照明も“埃が溜まって掃除が大変”っていう声ありますね。最初はおしゃれでも、結局つけなくなるご家庭もあるらしいですし…」
黒田
「そういう意味では、長い目で見ても間違いなくおすすめなのが外壁タイル。30年経っても外壁がきれいだと、家に対する愛着が続きます。外壁タイルは、コストはかかるけど、長い目で見るとやっぱりおすすめかな」
小川
「おお!クレバリーホームの営業マンのお手本のようなコメント!(拍手)」
見た目は飽きる。だから大切なのは“ストレスがないこと”!

吉原
「ここ、今日の名言コーナーです。いきますよ。“見た目は5年で飽きる。でもストレスは5日で嫌になる”!」
宮本
「ほんとそれ(笑)。色やテイストは“好みの変化”で必ず揺れます。だから“飽きないデザイン”を探すより、“ストレスの種をつくらない設計”が近道だと思いますね〜」
谷腰
「家で感じるストレスって例えば――、掃除しづらい段差・溝・照明形状、モノの住所がなくて散らかりがデフォ、温度差(冷房強すぎ/暑すぎ問題)とかってところですかね。」
黒田
「あとは生活リズムのズレとかもありますよ。こういう日常の小さな“イライラや違和感”が積もると、家への愛着が減りがち」
吉原
「解決策はシンプルで、“手数を減らす”設計なんですよね。収納は“使う場所のすぐ近く”にとか、床・巾木・照明は掃除機が一筆で通る形にするとかちょっとしたこと」
小川
「たしかにデザインは後からリフォームとかで解決できかもだけど、家の性能とか間取りみたいなストレスの原因はできるだけ無くしておきたいかも!」
家族仲と“ストレスのない間取り”

小川
「ちなみに、黒田さんも吉原さんもマイホームを建てたけど、建ててみて感じていることってありますか?」
吉原
「家族が仲良く暮らせることが一番。“あのとき言ったのにやってくれなかった!”は何年も引きずるので(笑)、打ち合わせ中にきちんと話し合うのが大事です」
黒田
「うちは家を建てたけど、内装も間取りもほぼ全部任されたから喧嘩はなかったんですよね」
吉原
「え〜羨ましい。うちは、奥さんの要望は反映しておくべきだったって反省してます。奥さんからは勝手口が欲しいって言われていたのにつけなかったら、完成した当時はめちゃくちゃ“なくて不便!”ってクレームが(苦笑)最初から反映しておけばよかったですよね」
黒田
「寝室問題もありますね。最初は同じ部屋でいいけど、いびきや生活リズムの違いで“分けておけばよかった”となるケースは多いかも。でも最初から夫婦それぞれの個室を用意しておくご夫婦は全体の3割くらいです」
小川
「“温度問題”も大きいですよね。ご主人が冷房強め、奥様が寒がり…なんて話もよく聞きます」
谷腰
「そうなんだ。自分の未来の家づくりのために覚えとこう!」
未来の暮らしを考えた家づくりを始めよう!
家づくりは「いま」のときめきだけではなく、「未来」の暮らし方にそっと寄り添う器をつくること。見た目のデザインは変わっても、ストレスのない間取りや家族が心地よく過ごせる仕組みがあれば、30年後もきっと“好きな家”でいられます。
長く愛せる家づくりを、一緒に楽しみながら考えていきましょう。